• 【電話受付】8:00~12:00/14:00~16:00
    【休診日】土・日・祝

  • 029-292-4618

PERIODONTAL DISEASE

歯周病治療

歯周病とは

歯周病とは、細菌の塊である歯垢に含まれる歯周病菌が原因で、歯ぐきを中心とする歯周組織にさまざまな悪影響を及ぼす病気です。日本人が歯を失う最も多い病気であり、多くの方が罹患しているといわれております。
歯周病に感染すると炎症により歯肉が赤く腫れますが、自覚症状がほとんどなく、悪化してから症状に気づいて来院される患者様がほとんどです。重症化すると歯を支える歯槽骨が溶かされてしまい、歯がグラグラと動くようになり、最終的に抜歯が必要になる恐れもあります。

歯周病治療のポイント

歯周病治療

歯周病の進行を防ぐには、治療では歯周病菌を可能な限り除去し、口腔内の細菌量を減らすことが大切です。しかし、歯周病が悪化していると、歯周ポケットの深い部分や歯の根にまで汚れが付着している可能性があります。その際は外科処置が必要です。
当クリニックでは歯周病治療はもちろん、予防を重視した取り組みの一環として、生活習慣の改善もサポートしております。喫煙や飲酒などの生活習慣を正さないと、歯周病の発症や進行の原因になるのです。正しい生活習慣と日々のセルフケア、そして歯科クリニックでの定期的なメインテナンスに取り組み、歯周病に悩まされないお口づくりに一緒になって取り組みましょう。

歯周病の進行

  • step1

  • 健康な歯

健康な歯ぐきは薄いピンク色をしており、キュッと引き締まっています。歯と歯ぐきの間にできるすき間は約1~2mm以下であり、内側に汚れが溜まることがほとんどありません。

  • step2

  • 歯肉炎

歯垢が口腔内に溜まると細菌の影響で歯ぐきに炎症が起こり、赤く腫れるようになります。歯と歯ぐきの間には約2~3mmのすき間が生まれ、歯周ポケットと呼ばれています。

  • step3

  • 軽度歯周炎

歯肉炎が悪化すると歯周ポケットが深くなり、さらに汚れや細菌が溜まりやすい状態です。歯周病菌の影響により歯槽骨が溶かされ始めます。

  • step4

  • 中等度歯周炎

歯槽骨も半分程度溶かされてしまい、指で歯を押すとグラグラと動くようになります。歯ぐきの炎症や出血も悪化しており、溜まった汚れが口臭を引き起こすのです。歯根膜がダメージを受けている場合は、歯が浮いたような感覚も症状として現れます。

  • step5

  • 重度歯周炎

歯槽骨のほとんどが失われ、歯を支えること自体が難しい状態です。最終的に抜け落ちたり、治療でも抜歯が必要になったりします。歯根部分に膿が溜まっている恐れもあり、歯ぐきを押すと漏れ出すときもあります。

歯周病予防

歯周病の原因、プラークを取り除き予防を目指す

歯周病は感染症ですが、日々の生活習慣も発症の原因の一つと考えられています。食生活の見直しに加えて、磨き残しをできるだけ少なくした正しい歯磨きを行い、歯周病予防に対する高い意識を持った行動が大切です。当クリニックでは下記の予防診療を提供し、歯周病に負けない健康なお口づくりをサポートしておりますので、ぜひご利用ください。

当院の予防診療

PMTC

PMTCとは歯科衛生士による、歯のクリーニングになります。
ご自身の普段のブラッシングでは取りづらい汚れ(バイオフィルム)を取り除いていきます。

ブラッシング指導

歯の形や大きさ、生え方は患者様ごとによって異なります。
患者様の歯の形に合わせ指導をさせていただきます。

スケーリング、ルートプレーニング

歯ぐきよりも上の歯面、および歯と歯茎の隙間にできる隙間(歯周ポケット)に溜まった歯垢を専用の器具(スケーラー)を使用して取り除いていきます。

フッ素塗布

治療後に、フッ素を歯に塗布することで、歯を強くし、汚れを着きにくくすることが出来ます。

ページトップへ戻る